自主回収する事が決まったそうですが、信じられません！



太平洋戦争で旧日本海軍が行った人間魚雷（回天）や航空特攻兵器（桜花）の胴体
に、

キューピー人形の顔をつけた携帯ストラップが販売されるなんて・・・



それも販売していた場所が自衛隊基地内の売店などだそうで、それも信じられない話
です！



販売元の「シップス」では、この特攻キューピーストラップ「旧軍コレクション」シ
リーズの一つとして、

自衛隊基地の売店で販売をしたそうですが、なぜそんなものを作ろうとしたのでしょ
う・・・



知ってますか！



回天は、魚雷を人間が乗る事が出来るように改造、敵の艦艇に突入して自爆する特攻
兵器。

桜花は、機首に大型爆弾を搭載して、帰りの燃料を積まずに出発し、敵艦に体当たり
する特攻機。

戦地では、沢山の若者が特攻隊として、出陣し命を落とした。



日本人として忘れてはいけない、悲しい戦争なのに・・・



「不謹慎だ」「ありえない」といった批判がネット上で続出した為、

販売会社は「予想以上に批判が大きかったので、回天と桜花を自主回収した」と説明
し、

防衛省広報課は「売店が何を売るかについては、関知していない」と言っています。



販売中止については、回天記念館の元館長の方は

「あまりに不謹慎だと問題だが、神聖視しすぎてもおかしい。

大事なのはあの悲惨な事実を、できるだけ多くの人に知ってほしいということ」と話
しています。



たしかに、戦争の事は伝え継がれていかなければならない事ではあります。



しかし、回天と桜花は帰りがない特攻機。

そこに乗っていたのは、一人の日本人。

キューピーという人形の顔を、回天と桜花につけるのはあまりにも戦争を軽視してい
る・・・



私はそう感じました。


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